山陽新聞デジタル|さんデジ

安藤氏設計の高梁市成羽美術館 17日から魅力伝える冊子配布

“安藤建築”の魅力を伝える冊子
“安藤建築”の魅力を伝える冊子
 高梁市成羽美術館(同市成羽町下原)は、日本を代表する建築家安藤忠雄氏の設計で1994年に開館した同美術館の建築物としての特色を伝える冊子の配布を、17日に開幕する所蔵品展に合わせて始める。

 タイトルは「安藤忠雄建築の魅力」。コンクリート打ちっ放しの壁で構成された建物の外観や内部の写真を交え、周囲の自然と調和する“安藤建築”の特徴を説明。敷地北側に延びる成羽藩陣屋跡の石垣が歴史情緒を漂わせ、成羽川をイメージした人工池「流水の庭」の水面に山の緑が映え豊かな自然が際立つ仕掛けになっていることも紹介している。

 昨年10月末に完成し、建物の見学を目的にした団体客に限定して配っていたが、新館建築25周年の節目に合わせ、展示品にとどまらない美術館の見どころを広めようと一般配布を決めた。

 B5判10ページ。17日に始まる所蔵品展の期間中、土、日曜日と祝日に入館者に200部を無料配布する。

 吉尾梨加学芸員は「展示だけを鑑賞して帰る人も多く、もったいないと思っていた。季節や時間によってさまざまな表情を見せる成羽美術館を見て、お気に入りの風景を見つけてほしい」と話している。

 所蔵品展では、地元出身の洋画家児島虎次郎の作品や虎次郎が集めた古代エジプトの美術品などを展示する。来年3月29日まで(月曜日と年末年始、2月16日~3月5日は休館)。問い合わせは、同美術館(0866―42―4455)。

(2019年12月16日 13時54分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ