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復興願う柔らかな光、会場を彩る 竹を使ったイルミが町を照らす

復興への願いを込め、竹を使ったイルミネーションで彩られた会場。奧が浸水深と同じ高さのツリー
復興への願いを込め、竹を使ったイルミネーションで彩られた会場。奧が浸水深と同じ高さのツリー
 昨年の西日本豪雨で甚大な被害を受けた倉敷市真備町地区の復興を願い、特産の竹を使ったイルミネーションが13日、マービーふれあいセンター(同町箭田)で始まった。

 約300本の竹(高さ30~130センチ)に大小の穴を開け、内側からLED(発光ダイオード)で照らし出した。竹はオブジェのように並び、柔らかな光で会場を包んだ。中央に立ったツリーの高さは、市真備支所(同所)の浸水深と同じ約4・5メートルで「水害の記憶を継承し、復興に向かって歩んでいく」思いを込めた。

 真備船穂商工会(同所)が初めて企画し、午後5時から点灯式を行った。住宅再建や事業所再開の途上で、夜間の明かりが戻りきっていない真備を照らすように光がともると、被災者ら約100人が笑顔で拍手を送った。

 豪雨で自宅が全壊した女性(60)=同所=は「込められたメッセージや暖かい光がすてき。みんなが集まり、真備への愛情や復興への思いを共有する場になるといいですね」と話した。

 来年1月12日まで、午後5時~10時に点灯する。

(2019年12月13日 23時08分 更新)

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