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国連総会が核廃絶決議 日本主導も主張後退に批判

 核兵器廃絶決議案を採択した国連総会本会議=12日、米ニューヨークの国連本部(共同)
 核兵器廃絶決議案を採択した国連総会本会議=12日、米ニューヨークの国連本部(共同)
 【ニューヨーク共同】国連総会(193カ国)本会議は12日、日本が毎年提出している核兵器廃絶決議案を賛成多数で採択した。日本提出の同種決議採択は26年連続。核使用による壊滅的な人道上の結末について、昨年まで記載した「深い懸念」の表明を避け「認識する」との表現に弱めており、核廃絶の主張が後退したと批判されている。

 決議は核の傘を提供する米国に配慮し、核兵器の使用や保有を違法とする核兵器禁止条約に触れなかったが、核軍縮の前提として安全保障環境の改善を必要とする米国は棄権した。賛成は英仏を含め昨年より2カ国少ない160カ国、反対は中ロなど4カ国、棄権は21カ国。

(2019年12月13日 09時00分 更新)

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