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108カ所 安全対策必要 岡山県が通学路など緊急点検

保育所のそばの道路に県が整備したガードパイプ=津山市南方中
保育所のそばの道路に県が整備したガードパイプ=津山市南方中
108カ所 安全対策必要 岡山県が通学路など緊急点検
 岡山県は11日、大津市の交差点で保育園児ら16人が死傷した事故を受け、県が管理する危険性の高い通学路や保育・幼稚園の散歩コースを緊急点検した結果、車の進入を防ぐ防護柵などの対策が必要な場所が20市町村で108カ所あったと明らかにした。対策を順次進めており、本年度中に71カ所で完了する予定。

 同日開かれた県議会一般質問に、樋之津和宏土木部長が答弁した。緊急点検は県警と合同で、政令指定都市の岡山市管理を除く148カ所で実施。交通量の多い道路や、保育施設などから要望のあった園児の移動ルートをチェックした。

 対策が必要と判断した県担当の108カ所を市町村別にみると、倉敷市が13カ所で最多。井原市11カ所、新見市10カ所、笠岡と瀬戸内市9カ所の順だった。玉野、浅口市、和気町など6市町村はゼロだった。

 対策の内容は、車道と歩道を隔てるガードパイプやポールの整備、見えにくくなった道路区画線の引き直しなど。11月末までに25カ所で済ませ、さらに46カ所でも来年3月までに終える見込み。

 残りの37カ所は、地中に水道管やガス管が埋設されるなど工法の検討が必要なため、来年度以降に着手する。県道路整備課は「できる限り早期に整備し、子どもたちの安全確保に努めたい」としている。

(2019年12月11日 20時50分 更新)

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