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高松農高が「お米甲子園」金賞 有機JAS認定で唯一の出品

金賞を受賞した有機米「にこまる」を栽培した生徒たち
金賞を受賞した有機米「にこまる」を栽培した生徒たち
 高松農業高(岡山市北区高松原古才)農業科学科の生徒が栽培した有機米が「第10回全国農業高校お米甲子園」(1日・千葉県木更津市)で金賞に選ばれた。同高は7年ぶり2度目の受賞。農薬や化学肥料を原則使わない有機JAS(日本農林規格)認定の米としては唯一の出品という中での快挙となった。

 米の品質や味を競う同甲子園は、「米・食味鑑定士協会」(大阪市)が2010年から開催。今年は76校から183点の出品があり、粒のそろい具合や成分などを調べる1次、2次選考、米・食味鑑定士らの試食による最終選考で上位5点が金賞に選ばれた。

 受賞した同高の米は、暑さに強く、もちもちした食感の品種「にこまる」。環境農業専攻の3年生8人を中心に校内の水田9アールで6月から育てた。雑草や害虫を食べるアイガモを放って無農薬で挑み、10月に約250キロを収穫した。

 米は校内で地域住民らに販売し、既に完売。有吉凜さん(18)は「農薬を使わず有機で育てるのは難しいが、その分、気持ちが詰まっている。甲子園で評価され、地域の皆さんにも食べてもらえ、とてもうれしい」と話している。

(2019年12月12日 15時36分 更新)

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