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音楽に耳傾け名画鑑賞 大原美術館 音声ガイドにクラシック追加

音声ガイドを聞きながら作品を鑑賞する来館者
音声ガイドを聞きながら作品を鑑賞する来館者
 アートと音楽の融合楽しんで―。大原美術館(倉敷市中央)は、絵画などの解説が聞ける館内用音声ガイドのチャンネルにクラシック音楽を追加した。プロの演奏を収録したもので、上質な音楽に耳を傾けながら、名画鑑賞できると人気を呼びそうだ。

 「素晴らしい作品とクラシックを同時に味わえて、とてもぜいたくな気分」。来館した女性(84)は、ヘッドホンをかけて絵画や彫像に見入った。

 美術館での楽しみ方の幅を広げてもらおうと10月に導入した。ドビュッシー「小組曲より『小舟にて』」、ラヴェル「亡き王女のためのパヴァーヌ」、フォーレ「ペレアスとメリザンドより『シシリエンヌ』」、ビゼー「真珠採りより『耳に残るは君の歌声』」の4曲で、大原美術館をイメージして選曲した。チャンネルを選ぶと、岡山フィルハーモニック管弦楽団の弦楽5重奏団が演奏した優雅な調べが流れる。解説はない。

 音声ガイドは1998年に導入。モネやゴーギャン、ピカソらの約20作品について、作家や購入エピソードを紹介しており、日本語のほか、英語、中国語、韓国語に対応している。料金は一般500円で、年間約1万8千台の利用があるという。

 同美術館は「解説がない展示室でもガイドを装着している方を見かけ、徐々に利用は増えていると感じる。作品に合う音楽、音楽に合う作品を探してみて」と話している。

(2019年12月11日 12時02分 更新)

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