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岡山城、フロア別に展示場整備へ 大規模改修、歴代城主など紹介

 岡山市は9日、2021年度にも大規模改修に着手する岡山城(同市北区丸の内)について、フロアごとにテーマを設けて歴代城主や城下町の変遷を紹介する展示場を整備すると明らかにした。監修は市出身の歴史学者で国際日本文化研究センターの磯田道史准教授に依頼している。

 市議会個人質問での答弁。計画では、天守閣2階で江戸時代の池田家による城下町の発展、大名文化の栄華を振り返る。3、4階は関ケ原の戦いにほんろうされた宇喜多家、小早川家の歩み、戦国時代の岡山を紹介。5、6階では岡山城の魅力をひもとく。

 各展示場では歴史資料や模型、映像などを活用し「来場者が体験できるコンテンツも取り入れることで岡山の歴史に魅力を感じてもらいたい」(市産業観光局)としている。

 天守閣では昨年7月から夜間限定の貸し切りサービスを始めており、結婚式の2次会や会社の懇親会にも利用されている。好評なことから、1階に多目的スペースを整備することも検討している。

 天守閣は1945年の空襲で焼失し、66年に7階建て鉄筋コンクリートで再建された。しかし、震度6強から7程度の地震で倒壊・崩壊の恐れがあることから耐震改修する。概算事業費は約12億円。完成時期は未定。

(2019年12月09日 22時13分 更新)

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