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畳縁で「ヘリスマスツリー」 倉敷のメーカー、色彩豊かに装飾

畳縁を使った色鮮やかな装飾が映える「ヘリスマスツリー」
畳縁を使った色鮮やかな装飾が映える「ヘリスマスツリー」
 倉敷市児島唐琴地区の伝統製品「畳縁(たたみべり)」を使って飾り付けたツリーが、同地区の老舗メーカーの本社入り口にお目見えした。色彩豊かな帯状の織物をあしらい、クリスマスムードを演出している。

 ツリーは高さ2・4メートルで、赤や青、ピンクの畳縁をリボンのように装飾。星や花、リースをかたどった飾りもある。下部には、旧工場に残っていたロール状の畳縁や木製の糸巻きを置き、華やかさを加えた。素材が化学繊維のため、日光や雨に強いという。

 1868年創業で大正時代から生産する松井織物(同市児島唐琴)が、横浜市のフラワースタイリストに依頼して初めて設置。畳縁をもじって「ヘリスマスツリー」と名付けた。展示は25日まで。午後5時から9時までは、ツリーに付けた電飾を点灯させる。

 年末年始には、畳縁を使った正月飾りを展示する予定で、松井克爾社長は「畳の縁にある脇役の存在であっても、アートの素材に使える。産地ならではのツリーを楽しんでほしい」と話している。

(2019年12月09日 22時55分 更新)

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