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iPS網膜の臨床研究申請、神戸 色素変性症、再生医療へ来夏にも

 記者会見する神戸市立神戸アイセンター病院の栗本康夫院長=9日午後、神戸市
 記者会見する神戸市立神戸アイセンター病院の栗本康夫院長=9日午後、神戸市
 神戸市立神戸アイセンター病院は9日、人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作った網膜組織を、進行性の難病「網膜色素変性症」の患者に移植し改善につなげる初の臨床研究の実施を、審査に当たる大阪大の特定認定再生医療等委員会に申請したと発表した。根本的な治療法が見つかっていない同症の再生医療として実用化を目指す。

 申請は11月上旬。承認を得られれば、さらに厚生労働省の専門部会での審査を受け、順調に進めば来年夏にも実施する計画。網膜色素変性症は光を感じる網膜の視細胞が徐々になくなり、視野が狭くなったり視力が落ちたりし、失明することもある。国内の推定患者は約4万人。

(2019年12月09日 20時37分 更新)

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