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中国5県学生が被災地の真備見学 水害の重大さ 心に刻む

拡幅された小田川の堤防で、被災・復旧状況についての説明を聞く大学生=倉敷市真備町箭田
拡幅された小田川の堤防で、被災・復旧状況についての説明を聞く大学生=倉敷市真備町箭田
 中国5県の大学生が防災や地域振興について考えるフィールドワークが7日、倉敷市真備町地区を中心に行われ、約50人が西日本豪雨で決壊した小田川の堤防などを訪れた。

 産官学の連携組織「中国・地域づくり交流会」(広島市)が、各地の将来を担う学生の育成を狙いに企画。岡山、広島、山口大など8大学から参加した。

 小田川は、拡幅された堤防と、高梁川との合流点の付け替え工事現場の2カ所を回った。国土交通省高梁川・小田川緊急治水対策河川事務所の職員から、水位上昇の原因となった「バックウオーター」のメカニズムや改修事業の概要について説明を受けた。

 市真備支所(同町箭田)では、市職員から真備町地区の被害の全容を改めて聞くとともに、災害を伝える石碑や浸水跡も見学した。

 岡山大2年の学生(21)は「関係者から話を聞くことで水害の重大さが心に刻み込まれた。地域の防災力を高めるためにできることを考えたい」と話した。

 この日は総社市でも防災に関する話を聞いたほか、矢掛町で地域活性化について学んだ。8日は同市でワークショップを行う。

(2019年12月07日 21時02分 更新)

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