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元PL学園監督 中村順司氏が講演 岡山、「野球の中に社会の縮図」

PL学園での指導者生活などを振り返る中村順司氏=岡山市
PL学園での指導者生活などを振り返る中村順司氏=岡山市
 岡山県高野連の指導者研修会が7日、岡山市であり、PL学園(大阪)の元監督で、甲子園歴代2位の春夏通算58勝を挙げた中村順司氏(73)=川崎市=が「野球と私」と題して講演した。

 1980年から98年春まで監督を務めた中村氏は桑田真澄、清原和博氏の「KKコンビ」を擁した85年夏、春夏連覇を達成した87年など甲子園で計6度の優勝に導いた。

 中村氏は桑田氏について、入学直後の遠投にまつわるエピソードを紹介。放物線で100メートルを超えることに見向きもせず、低い弾道で80メートルを投げていたといい「他の投手に対して、回転の良いボールをアピールしていた。そんな選手は最初で最後」と話した。「KKコンビ」が3年春の甲子園は最強と言われながら準決勝でまさかの敗退。その夜、上半身裸の清原氏がマシンを最速に設定して打ち続けていたことにも触れ「素晴らしい選手に恵まれた」と振り返った。

 選手時代にPL教団の教主から贈られた言葉「球道即人道」を座右の銘にしてきた中村氏は「野球の中に社会の縮図がある。それを日々の練習で培ってほしい」と呼び掛けた。

 県内の監督やコーチら約140人が聴いた。

(2019年12月07日 19時52分 更新)

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