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豪雨から生還、馬のリーフ天国へ 真備の高齢者施設で愛され

豪雨後、牧場に戻り施設利用者と触れ合うリーフ(手前)=昨年11月1日
豪雨後、牧場に戻り施設利用者と触れ合うリーフ(手前)=昨年11月1日
 昨夏の西日本豪雨の濁流を奇跡的に生き延びた高齢者施設「ライフタウンまび」(倉敷市真備町箭田)のミニチュアホース・リーフ(10歳、雌)が11月下旬、死んだ。施設を運営する倉敷成人病センター(同市白楽町)は、年明けにも石碑を建て、お別れの会を開く予定。

 センターによると、リーフは10月初旬に右後ろ脚にけがをし、岡山市の牧場で治療を受けていた。11月27日朝、飼育員が様子を見に行くと死んでいた。運動不足で内臓機能が大きく低下したことが要因とみられるという。

 リーフは2017年3月、アニマルセラピーの一環で施設隣の牧場に迎えられ、賢くて優しい性格から利用者や地域住民に愛されていた。

 豪雨時には、水没した馬小屋から濁流に流されながらも、3日後に近くの民家の屋根上で無事に保護された。今年8月には雌馬の「嵐」を出産した。

 センターは「治療中も最期まで頑張っていた生命力の強い馬だった。私たちの心の中に生きており、真備の復興を見守っていてほしい」としている。

(2019年12月06日 22時27分 更新)

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