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8日、倉敷で「東京キャラバン」 東京五輪に向けた文化プログラム

入念にリハーサルする板橋駿谷さん(中央)や芳友会メンバーら=2日
入念にリハーサルする板橋駿谷さん(中央)や芳友会メンバーら=2日
 倉敷市阿知の倉敷物語館で8日、2020年東京五輪・パラリンピックに向けた文化プログラム「東京キャラバン」が開かれる。さまざまなジャンルを融合させて新たな表現の創出を目指すイベントで、岡山会場では俳優や岡山県内のダンサー、備中神楽の神楽師ら計17人が参加して“文化混流”のステージを繰り広げる。2日には同館で打ち合わせを行うなど、本番に向けて最後の調整が進んでいる。

 東京キャラバンは、劇作家の野田秀樹さんが監修。日本を世界に発信する東京五輪を機に、国内の文化的基盤を高めようと2015年にスタート。これまでに仙台や熊本市、ブラジル・リオデジャネイロなど国内外14会場で開催した。

 岡山公演では、今年ヒットしたテレビドラマ「あなたの番です」の脚本を手掛けた福原充則さんが脚本、演出を担当した。知り合いの県出身者らから取材し、岡山が舞台のストーリーを創作。演劇やダンス、伝統芸能を織り交ぜた独自のパフォーマンスを披露する。

 振付家で俳優の中林舞さん、NHK連続テレビ小説「なつぞら」に出演した俳優・板橋駿谷さんらが出演。岡山からは、矢掛町などの若手神楽師でつくる備中神楽グループ・芳友会や、サックス奏者の赤田晃一さん=赤磐市=らが参加する。

 打ち合わせでは、登場するタイミングや立ち位置などを出演者全員で確認。せりふや声の抑揚を何通りも試すなど、綿密にリハーサルをしていた。備中神楽の動きを取り入れたパートも繰り返し練習した。

 同会の清水賢二郎会長は「地域の伝統芸能を最高の舞台でアピールしたい」と意気込み、福原さんは「岡山のどこにでもいる人が主人公。どんなパフォーマンスになるのか楽しみにしてもらいたい」と話している。

 公演は正午と午後2時、同4時の3回。申し込み不要で観覧無料、出入りも自由。同2時の公演はイベントの公式ホームページでライブ配信される。問い合わせは県文化振興課(086―226―7903)。

(2019年12月06日 19時27分 更新)

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