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岡山市人口 昨秋ピークに減少局面 「自然減」加速が要因

岡山市人口 昨秋ピークに減少局面 「自然減」加速が要因
 11月定例岡山市議会は6日、個人質問を続行。川本浩一郎(自民党政隆会)、山田正幸(自民党)、太田栄司(おかやま創政会)、楠木忠司(同)、熊代昭彦(自由と責任)、岡崎隆(自民党)、羽場頼三郎(市民ネット)の7氏が市政全般について質問した。大森雅夫市長は、市人口が昨年秋をピークに減少局面を迎えたと明らかにした。少子高齢化により、死亡数が出生数を上回る「自然減」が加速しているのが要因。

 川本氏が「市人口が前年同期を下回る状況が続いている」と指摘し、市側の分析を尋ねた。市長は、自然減が加速していると説明した上で「子育て環境を良くしたり、産業を活性化したりするなどさまざまな対策が必要だ。関係部局と一緒に対策を講じていきたい」と述べた。

 市の推計人口(各年10月1日時点)によると、政令指定都市に移行した2009年の70万4189人から増加し続け、18年には72万1329人となったが、19年は72万865人と減少に転じた。

 主な原因である日本人の自然減は17年338人、18年766人、19年1191人と年々加速している。留学生や技能実習生の来日で外国人の「社会増」は19年で1105人と5年前の4倍近くに増えたものの、人口全体の減少を補うには至っていない。

 市の新総合計画(16~25年度)では、市人口は45年に68万3千人まで減少すると予測している。市は都市機能と人口集積を図る「立地適正化計画」策定などの対策を進めている。

(2019年12月06日 18時53分 更新)

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