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安藤氏設計 成羽美術館の魅力とは 初ツアーに親子連れら 

美術館内を巡り、建築の魅力に触れる参加者ら
美術館内を巡り、建築の魅力に触れる参加者ら
 日本を代表する建築家・安藤忠雄氏が設計を手掛け、1994年に開館した高梁市成羽美術館(成羽町下原)を見学しながら、建物や館内施設の魅力を探る「ミュージアムツアー」(同美術館主催)が11月30日、初めて開かれた。

 市内外の親子連れら17人が参加。岡山県内の建築設計事務所でつくる「建築家のしごと実行委員会」と対話型の芸術鑑賞を支援する市民団体「みるを楽しむ!アートナビ岡山」(岡山市)のメンバー10人の案内で、成羽川を題材にしたとされる美術館裏の「流水の庭」や2階の受付に通じる屋外通路などを巡った。

 見どころスポットに差し掛かると、参加者同士が印象を語り合った。屋外展示スペースの壁に設けた正方形の窓については「額縁のように風景を切り取っている」と指摘。スイレンが浮かぶ池「静水の庭」では、水面が揺れる様子から「無機質な空間に柔らかさを生んでいる」といった声が上がった。

 会社員(43)=福山市=は「展示作品とは違う美術館の新たな楽しみ方が分かった」、長女(12)は「他人の感想を聞くことで、ものの見方が広がった」と話した。

(2019年12月06日 17時09分 更新)

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