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国道2号の渋滞緩和策3案を公表 岡山―倉敷間、1案に絞り込みへ

国道2号の渋滞緩和策3案を公表 岡山―倉敷間、1案に絞り込みへ
 国土交通省中国地方整備局は5日、国道2号の岡山市南区古新田―倉敷市新田間(約10キロ)の渋滞緩和策として、(1)車線の増設(2)交差点の部分立体化(高架化)(3)交差点の連続立体化―の3案を公表した。沿線住民らを対象としたアンケートなどを基に比較検討し、2020年中にも1案に絞り込む方針。

 車線の増設は、区間内に10カ所ある信号交差点を残したまま6車線から8車線に増やす。部分立体化は本線の信号交差点をすべて廃止して立体化する。連続立体化はそれに加え、古新田交差点―早島中交差点の間を高架にする。

 整備局は事業の効果について、渋滞が緩和されて移動時間が8~15分短縮できるほか、渋滞が原因の追突事故の減少が期待できるとしている。事業費は約800億~1460億円を見込む。

 この日、広島市内で開かれた有識者の審議会で示した。今後、岡山、倉敷市、早島町の沿線住民や企業・事業所など約5万4400件を対象とした郵送によるアンケートなどを実施。移動時間の短縮、景観、自然環境、コストなど3案を検討するに当たって重要視することを尋ねる。

 対象区間を巡っては、朝夕を中心に渋滞が慢性化。交通事故の多発や物流、観光への影響が指摘されているため整備局や県、関係自治体が対応を協議し、18年度末に新規事業化に向けた手続きに入ることを決めた。

(2019年12月05日 20時56分 更新)

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