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赤磐市長 職員に綱紀粛正呼び掛け 市教委の背任容疑事件で緊急集会

友実市長(左)から訓示を受ける赤磐市職員
友実市長(左)から訓示を受ける赤磐市職員
 勤務実態のない臨時職員へ賃金を不正に支払ったとされる赤磐市教委での背任容疑事件で、市幹部の逮捕から最初の平日となった2日、市役所で緊急の職員集会が開かれ、友実武則市長が職員の業務管理を自省するとともに、綱紀粛正と再発防止を呼び掛けた。

 集会は午前8時からあり、支所や出先機関を含め職員約250人が出席。友実市長は、市幹部の逮捕の経緯を説明し、「職員の業務管理がしっかりできていたのかと反省している」と述べた。事件の背景に外部からの圧力や要求があった可能性にも触れ、「市民を裏切ることなく、思い悩んだ時は上司への報告、連絡、相談を徹底してほしい」と訓示した。

 職員らは一様に沈痛な面持ちで聞き入り、女性職員(50)は「市民の信頼回復に向け、気を引き締めていきたい」と話した。

 この日は、12月定例赤磐市議会の本会議が再開。友実市長は冒頭で発言を求め「市民の信頼を著しく失墜させる事態となったことを深くおわびする」と陳謝した。

 事件を巡っては、岡山県警が11月30日、臨時職員の雇用を主導的に関与し、市に損害を与えたとして市教委の前教育次長で市参与藤井和彦容疑者(54)=岡山市中区中島=を背任容疑で逮捕。市教委幹部職員2人=(52)と(57)=を任意で取り調べている。

(2019年12月02日 11時26分 更新)

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