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真備児童 上皇ご夫妻に収穫米献上 12月、「元気な姿伝えたい」

上皇ご夫妻に献上するうるち米(左)ともち米。倉敷市真備町地区で児童と住民が手掛けた
上皇ご夫妻に献上するうるち米(左)ともち米。倉敷市真備町地区で児童と住民が手掛けた
倉敷市真備町地区で田植えをする岡田小児童=6月13日
倉敷市真備町地区で田植えをする岡田小児童=6月13日
 昨夏の西日本豪雨で被災した倉敷市真備町地区で、地元児童が手掛けたうるち米ともち米(各5キロ)が12月3日、上皇さま、上皇后美智子さまに献上される。ご夫妻は昨秋、同町地区に足を運び被災者をいたわられた。児童は「励ましをいただきうれしかった。元気に頑張っている私たちの姿を、お米を通じてお伝えしたい」と話す。

 真備町地区の6小学校(岡田、川辺、呉妹、薗、二万、箭田)の全5年生計約200人が、地元の水田約50アールで田植え(6月)と稲刈り(10月)を行った。同町地区の水田のうち、約7割に当たる約350ヘクタールが豪雨で被災しており、地域と農業の復興を後押しするのが狙いだった。

 市農林水産課によると、今夏までに、被災した水田のうち9割程度が稲作の再開を果たした。復興に向けて歩む様子をご夫妻にお伝えしようと、宮内庁に問い合わせたところ快諾された。児童が手掛けた米約2トンの中から、10キロ分を献上することにしたという。

 6小児童が稲作をテーマに描いた絵を各校1人ずつ印刷し、米と一緒に届ける。川辺小5年の男子児童(11)は笑顔で稲刈りする自身を描き、「稲がすくすく育ってうれしかった気持ちを表現した。おいしく食べてほしいな」と語った。

 米は、市特産の厚地の織物「倉敷帆布」で包み、竹製の箱に入れ、組みひもで縛って献上する。いずれも市内業者が製造した。

 12月3日は川辺小の本多卓郎校長や伊東香織市長らが、宮内庁を訪問する予定だ。

(2019年11月27日 23時16分 更新)

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