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県が「子どもプラン」の次期素案 出生率40年までに2.07に

県が「子どもプラン」の次期素案 出生率40年までに2.07に
 岡山県は26日、有識者らによる県子ども・子育て会議を県庁で開き、子育て支援施策の指針となる次期「岡山いきいき子どもプラン」(2020~24年度)の素案を示した。女性1人が生涯に産む子どもの推定人数「合計特殊出生率」を40年までに2・07とする基本目標を新たに設定。10月に始まった幼児教育・保育無償化を踏まえ、重点施策には待機児童解消に向けた保育士の確保などを盛り込んだ。

 現プラン(15~19年度)では合計特殊出生率の目標を19年に1・61としているが、18年実績で1・53にとどまる。次期プランは長期的視点に立ち、県民意識調査で集計した県民の希望出生率(2・05)を基に人口を維持できる水準である2・07とした。

 重点施策は、保育人材の確保をはじめライフステージに沿った5分野の計65項目を明記。若者の結婚に対するポジティブな意識の醸成や虐待の早期発見・対応、就学前教育の質の向上などを新たに加えた。併せて、県が関わった成婚数をプラン最終年度までに500組に引き上げ、保育所への就職者数を520人に増やすといった27項目の数値目標を掲げた。

 会議には委員11人が出席。「SNS(会員制交流サイト)を使った保護者向けの相談窓口も必要ではないか」「保育無償化で保育士の負担が増えているのでは。しっかり人材を確保してほしい」などの意見が出された。

 27日から12月26日までのパブリックコメント(意見公募)を経て、本年度中に策定する。

(2019年11月26日 22時41分 更新)

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