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通学路への車進入防ぐポール設置 岡山市、大津事故受け整備へ

ポールを設置した交差点のイメージ(写真は合成)
ポールを設置した交差点のイメージ(写真は合成)
 岡山市は、通学路や保育園の園外活動の経路にある市内17カ所の交差点に、歩道に車が乗り上げるのを防ぐポールを設置する。5月に大津市の交差点で保育園児らが車の衝突事故に巻き込まれ、死傷した事故を受けて整備する。来年3月末までに完了させる予定だ。

 ポールは鋼製で、高さ85センチ、直径20センチ。歩行者や自転車に乗った人が夜間でも認識しやすいよう黄色の樹脂カバーで覆い、上部に反射材を取り付ける。子どもが信号待ちする横断歩道の前に複数本を設置する。

 車いすに乗った人も通れるよう、ポールの間隔は1・3メートル以上確保する。設置本数は交差点の道路幅などで異なり、最も少ない「国清寺北交差点」(中区門田屋敷)で2本、最も多い「大元1丁目交差点」(北区大元など)で32本。17カ所全体では計約190本を予定している。事業費は3千万円。

 市は大津市の事故を受け、県警と連携して通学路や園外活動の経路を調査。0~15歳の子どもの絡む交通事故が過去5年間で2件以上発生した交差点を対象に選んだ。

 市道路港湾管理課は「車から子どもたちを守るためにポールは有効と判断した。設置した後も事故防止の効果があるかを調査したい」としている。

(2019年11月26日 20時41分 更新)

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