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待機児童33人増の386人 岡山市10月時点、無償化影響か

岡山市役所
岡山市役所
 岡山市は25日、認可保育園などに入れない市内の待機児童数が10月1日時点で386人になったと発表した。全国で4番目に多かった4月1日時点の353人から33人増えた。10月に始まった幼児教育・保育無償化の影響とみられ、2年半ぶりに増加に転じた。

 市によると、今年5~7月の入園希望者は前年同期より5%前後の増加で推移していたが、8月は11・9%増、9月は11・2%増となり、無償化がスタートした10月は18・1%増と大幅に伸びた。

 市は来年4月までに、認可保育園や認定こども園の新設などで新たに872人分の受け皿を整備する方針。既存施設を含めると計1万9839人分を確保でき、想定する入園希望者(1万9424人)を上回る見通しだ。しかし、保育士不足のため定員いっぱいの受け入れができない施設が26%(10月1日時点)に上り、待機児童を予定通り解消できるかは不透明だ。

 記者会見した大森雅夫市長は、来年4月に待機児童ゼロとする目標について「容易ではない」としながら「働く親世代のためにも、一人でも多く受け入れられるよう全力で対応する」と述べた。

(2019年11月25日 12時08分 更新)

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