山陽新聞デジタル|さんデジ

福山で恒例の市立大祭始まる 五穀豊穣に感謝 児童は巫女舞奉納

氏子らが見守る中、地元児童が本殿で披露した巫女舞
氏子らが見守る中、地元児童が本殿で披露した巫女舞
多くの露店が並んだ境内
多くの露店が並んだ境内
 五穀豊穣(ほうじょう)に感謝する恒例の「市立(いちだて)大祭」が22日、福山市新市町宮内の備後一宮吉備津神社で3日間の日程で始まった。初日は、国重要文化財の本殿で例大祭が執り行われ、地元小学生による巫女(みこ)舞などが奉納された。

 約200人の氏子らを前に、追林貴之宮司が祝詞を奏上。網引小6年の平本渚紗さん(12)、五反田希葉さん(12)、同5年の佐野歩さん(11)、宮本瑞稀さん(11)が巫女姿で登場し、「浦安の舞」をゆったりとした所作で舞った。参列者は一年間の感謝の気持ちを込めて玉串を奉納した。

 平本さんは「4人息をそろえて舞うことができた。来年も平和で楽しく過ごせるよう願いながら舞った」と大役を終えて安堵(あんど)した様子だった。

 家族で訪れた会社役員女性(68)=御幸町=は「今年は市内に災害がなく、家族団らんで落ち着いて過ごせた。歴史ある神社で大祭を見ることができてよかった」と話した。

 期間中は、約90の露店が境内を埋める。23日は郷土芸能の奉納、24日は剣道や空手の大会が行われる。

 同神社は806年に創建。平安時代から農繁期が終わると大祭が開かれ、続く鎌倉時代には農産物を物々交換する市が立つようになり、現在の市立大祭につながったとされている。

(2019年11月22日 19時56分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ