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救急救命士ら技術向上へ合同訓練 岡山県南東部MC協が初開催

傷病者役に救命処置を施す救急救命士ら
傷病者役に救命処置を施す救急救命士ら
 岡山、玉野市などの消防や医療機関でつくる県南東部メディカルコントロール協議会は22日、救急救命士らの技術向上に向けた初の合同訓練を岡山市北消防署(同市北区鹿田町)で行った。

 岡山市消防局、玉野、赤磐、瀬戸内市消防本部の救急救命士や医師ら約30人が参加。四つのグループに分かれ、「意識がもうろうとする」「胸が痛い」といった119番通報への対応を確認した。

 胸痛の想定では、救急救命士3人が駆け付け、専用の検査器を傷病者役の胸に当てて心筋梗塞の可能性を調べ、心肺が停止したとして電気ショックや心臓マッサージを施した。

 救急救命士の教育に当たる「指導救命士」と医師による訓練の批評もあり、「搬送先の病院には大きな問題点から連絡して」「傷病者に付き添う家族への対応も忘れないように」などと助言した。

 訓練は、協議会の指導救命士が救急救命士のレベル全体を引き上げようと企画した。会長を務める実金健・岡山赤十字病院救急部長は「病院に運ばれるまでの処置によって救命率は変わってくる。今後も合同訓練を続けてスキルアップを図りたい」と話した。

(2019年11月22日 19時29分 更新)

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