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あおり運転映像提供サイト開始 岡山県警、情報受け付け

悪質な運転の情報提供を求め、岡山県警が開設したサイトのページ
悪質な運転の情報提供を求め、岡山県警が開設したサイトのページ
 車間距離を極端に詰めるなど社会問題となっている「あおり運転」の摘発や抑止に役立てようと、岡山県警は21日、インターネットを通じて悪質な運転を繰り返す車の映像などの情報提供を受ける専用サイト「岡山県あおり110番鬼退治ボックス」の運用を始めた。県警によると、映像提供を求めるサイトは全国の警察で初めてという。

 サイトは県警ホームページ内に開設した。情報提供者は自身の名前や連絡先とともに、あおり運転や飲酒、無免許運転に関する情報を専用フォームに入力。県警は情報を精査の上、必要があればドライブレコーダーやスマートフォンの映像を送信してもらう。悪質なケースは道交法違反や暴行容疑などでの摘発につなげる。24時間受け付ける。

 この日は午前10時から運用開始。県庁内でデモンストレーションが行われ、情報提供者のパソコンから「後ろの車にあおられた」などの文面と動画が送られると、県警交通指導課の担当者が映像を確認していた。

 サイトを紹介するちらし約3万枚をコンビニや高速道路のサービスエリアなどに配布して周知を図る。

 あおり運転を巡っては、2017年に高速道路上で無理やり停止させられた車の夫婦が後続車にはねられて死亡する事故を契機に問題化。赤埴和正交通指導課次長は「映像は危険な運転を取り締まる証拠となり、抑止効果もある。危ないと感じたら、ちゅうちょせずにサイトを利用して」と呼び掛けている。

 県警によると、あおり運転に関する今年の通報件数は10月末現在、県内で約1500件。既に昨年1年間を上回っているという。

(2019年11月21日 11時59分 更新)

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