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笠岡で「大空と大地の祭典」 24日、曲技飛行やデモ走行など

昨年の「大空と大地のカーニバル」で曲技飛行を披露する室屋さん
昨年の「大空と大地のカーニバル」で曲技飛行を披露する室屋さん
笠岡で捕獲したイノシシの肉を使ったカレーと、猟友会メンバー(手前2人)ら
笠岡で捕獲したイノシシの肉を使ったカレーと、猟友会メンバー(手前2人)ら
 モータースポーツの祭典「大空と大地のカーニバル」(実行委、笠岡市主催)が24日、同市カブト西町の笠岡ふれあい空港で開かれる。「空のF1」と呼ばれるレッドブル・エアレースなどの活躍で知られる室屋義秀さん(46)のアクロバット飛行などが楽しめる。

 室屋さんは2017年の同エアレースで、アジア人初の年間総合優勝を果たしたトップレベルの選手。今年9月に千葉市であったレースで優勝を飾っている。フライトは午前9時45分と午後2時35分の2回でいずれも20分程度。アクロバット用小型機に乗り込み、急上昇や急降下といった曲技飛行を披露する。

 このほか、滑走路ではスーパーカーやドリフトカーのデモ走行、飛行機模型のソフトグライダーを飛ばす催しをはじめ、ヘリコプターや水陸両用機の体験飛行(ともに有料)、海上自衛隊呉音楽隊の演奏などもある。

 午前9時~午後3時半。空港周辺に約2200台分の無料駐車場を用意する。JR笠岡駅からは午前8時半~11時半まで30分間隔で無料シャトルバスを運行する。

 問い合わせは市農政水産課(0865ー69ー2143)。

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 笠岡市内でイノシシの捕獲に取り組む井笠地区猟友会笠岡分会駆除班有志らが、「大空と大地のカーニバル」会場で、笠岡で捕まえたイノシシの肉を使ったカレーライスを初めて販売する。メンバーは「おいしく仕上がったので、大勢に味わってほしい」と呼び掛けている。

 猟友会の活動内容やイノシシ被害の現状を伝えるのが狙いで同分会と市が企画。カレーには脂身が少なく食べやすいという肩ロース肉を用い、地元JAの協力を得て笠岡で採れたタマネギなども使う。当日は販売テントを設け、1杯400円で400食ほど提供。テントそばには、わなや猟銃などを使用した駆除活動などを紹介するパネルも設ける。

 19日には市内で試食会があり、カレー作りに協力する市農漁村生活交流グループ協議会メンバーらが調理。猟友会の意見も取り入れながら、肉のうまみを生かした濃厚な味わいに仕上げた。

 同市ではイノシシに農作物が掘り起こされるなど被害が出ており、昨年5月には対策を強化しようと同分会駆除班と市が連携する「市鳥獣被害対策実施隊」が発足した。ただ駆除班は減少傾向で、2016年度26人だったメンバーは現在19人。それでも19年度、227匹(10月末現在)を捕まえ、昨年度1年間の191匹を既に超えている。

 同分会は「捕獲したイノシシを有効利用する初めての取り組み。来場者に喜んでもらえたら」とし、市農政水産課は「カレーを食べてもらうとともに駆除に力を入れている猟友会の活動に理解を深めてほしい」としている。

(2019年11月20日 22時52分 更新)

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