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三原、広島結ぶクルーザー建造へ 観光客増にJR西や瀬戸内海汽船

「シー スピカ」の完成予想図
「シー スピカ」の完成予想図
 JR西日本(大阪市)と瀬戸内海汽船(広島市南区)などは三原港と広島港を結ぶ観光型高速クルーザー「SEA SPICA(シー スピカ)」の建造に乗り出す。来夏までに完成し、就航する予定。多島美を見渡せる新たな航路としてアピールし、国内外から観光客を呼び込む。

 全長25・7メートル、約80総トン。座席定員は90人程度で、船内やデッキをバリアフリー化し、2階にも展望デッキを備える。多言語対応の案内看板も設置。名称は乙女座の一等星スピカのように、海上に輝きを放ちながら開放的な旅に誘う、との思いを込めた。尾道市の造船所で今月着工した。

 航路は「瀬戸内しまたびライン」と名付け、呉市沖の芸予諸島を橋で結ぶ「安芸灘とびしま海道」と「瀬戸内しまなみ海道」(尾道市~愛媛県今治市)の島などに立ち寄るルートを想定している。1日1往復の運航を基本とする。

 就航時期は、JR西の大型観光企画「せとうち広島デスティネーションキャンペーン(2020年10~12月)」に間に合うように設定した。同社は「キャンペーンとの相乗効果で国内外の顧客の利用につなげたい」としている。

(2019年11月19日 22時20分 更新)

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