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国ミスで工事完了3カ月遅れ 岡山桃太郎空港エプロン拡張

機能強化に向けてエプロン拡張工事が進む岡山桃太郎空港。点線部分が拡張予定地
機能強化に向けてエプロン拡張工事が進む岡山桃太郎空港。点線部分が拡張予定地
 岡山県が岡山桃太郎空港(岡山市北区日応寺)の機能強化に向けて進めているエプロン(駐機場)拡張事業で、国が担当する付帯工事の工程管理にミスがあり、来年3月末としていた完了時期が約3カ月遅れる見通しであることが18日、関係者への取材で分かった。県の新規路線の開拓に向けた戦略に影響を及ぼす可能性がある。

 国土交通省大阪航空局によると、国は拡張部分(幅22・5メートル、長さ190メートル)そばの地中に埋設した配管に気象台や航空局関係の通信ケーブルを通す工事を担当。職員の工程管理に不備があり、予定価格の算出など発注準備に遅れが生じたという。大阪航空局の担当者は「関係者にご迷惑を掛け、申し訳ない」と話している。

 県は、この工事が終わるのを待って舗装に着手するため、全体の工事の完了は来年6月、使用開始は来年度後半にずれ込む見通しになった。

 エプロン拡張は中型機用のスポットを広げ、大型機に対応するためで、成田空港(千葉)への直行便就航や新たな国際路線開拓につなげる狙い。県は事業費のうち、2億2千万円を来年度に繰り越す補正予算案を11月定例県議会に提案する。

 県航空企画推進課は「新規就航に結び付けるためにも整備を急ぎたい」としている。

(2019年11月19日 07時22分 更新)

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