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返礼品にデニムの「刀匠前掛け」 山鳥毛購入の呼び水に、瀬戸内市

山鳥毛の刀身とロゴ入り前掛けを手にする安藤さん(右)と越智課長
山鳥毛の刀身とロゴ入り前掛けを手にする安藤さん(右)と越智課長
 瀬戸内市は、地元の刀匠がジーンズメーカーと協力して作ったデニム生地の前掛け「刀匠前掛け」をふるさと納税の返礼品に加えた。市は国宝「太刀 無銘一文字(山鳥毛(さんちょうもう))」購入に向け、ふるさと納税などによる寄付を募集中。購入費5億円の確保に、あと約1億6200万円まで迫った資金調達の呼び水にしたい考え。

 縦63センチ、横74センチ、重さ350グラム。山鳥毛の刀身とロゴ入り、無地の2種類がある。火花が散る作刀作業で着用する前掛けをイメージし、通常より厚い生地を採用した。当て布で破れにくくしたポケット、工具を引っ掛けるハンマーループなど機能性も持たせた。

 無地は3万3千円、ロゴ入りは4万4千円以上の寄付で返礼品に指定できる。市の特設サイトで扱っている。

 刀匠・安藤祐介さん(40)が発案し監修。ジーンズメーカーのジョンブル(倉敷市児島赤崎)が展開するワークウエアのレーベル「makerhood(メーカーフッド)」で商品化した。

 安藤さんと同社卸事業部の越智輝佳課長は「ガーデニングなどにもぴったり。ぜひ入手し、山鳥毛の“里帰り”を応援して」と話している。

(2019年11月18日 22時45分 更新)

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