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就学前教育・保育を充実 岡山市 子ども・子育て支援プラン素案

「子ども・子育て支援プラン」の素案について議論した有識者会合
「子ども・子育て支援プラン」の素案について議論した有識者会合
就学前教育・保育を充実 岡山市 子ども・子育て支援プラン素案
 岡山市は18日、「市子ども・子育て支援プラン」(2020~24年度)の素案をまとめた。就学前教育・保育の充実や子どもの貧困対策といった21のテーマを掲げ、実現のための164事業を列挙。保育園の受け皿整備や乳児訪問の達成率などの数値目標も設定した。識者の意見を踏まえ本年度中の策定を目指す。

 プランは次世代育成支援対策推進法に基づく行動計画で、15~19年度の現行計画を引き継ぐ。多くのテーマは変わらないが、全国で4番目に多い保育所の待機児童解消に向けた就学前教育・保育の充実、共働き家庭の増加を受けてニーズが増す放課後児童クラブの拡充などを重要項目としている。

 各テーマを実現するための164事業には、保育士の確保支援▽子どもや若者の発達障害の相談支援▽いじめや不登校など学校問題解決のサポート▽青年ボランティアの育成―などを盛り込んだ。

 プランの達成度を測る数値目標は46項目。いずれも18年度実績と比較した24年度の目標で、保育の受け皿整備は利用定員を17%増の2万2200人とする。放課後児童クラブの利用人数は37%増の1万39人。乳児家庭を訪問する「こんにちは赤ちゃん」事業は訪問率を97%から100%に引き上げる。

 この日は素案について協議する有識者会合が市内で開かれ、出席した学識者や保育、教育関係者ら委員19人からは「児童虐待を防ぐため、こども園など保育施設の中で異変に気付くような方策も考えてほしい」といった要望が出た。

 市は来年2月の有識者会合で再びプランの案を示し、市議会の審議を経て3月に策定する予定。

(2019年11月19日 07時52分 更新)

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