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野菜たっぷり 健康弁当届けます 岡本さん姉妹、瀬戸内に宅配店

野菜をふんだんに盛り込んだ弁当を手にする岡本昌子さん(左)と尚子さんの姉妹
野菜をふんだんに盛り込んだ弁当を手にする岡本昌子さん(左)と尚子さんの姉妹
 姉が営む農園(岡山市東区浅川)で収穫した野菜を、妹が弁当に仕上げて販売する宅配弁当店「めぐみデリカ」が、瀬戸内市邑久町豆田にオープンした。姉妹は、いずれも岡山市に住む岡本尚子さん(49)と昌子さん(45)。昨年の西日本豪雨では農作物が被害を受けるという逆境を乗り越え、2人の“腕”を生かした健康志向の弁当を届けている。

 県道飯井宿線の南側にある空き店舗を借りて開業。「農家とつくる彩り弁当」をキャッチコピーに、1日の野菜摂取量の目標値(成人350グラム)の3分の1以上の野菜を盛り込み、糀(こうじ)と塩、しょうゆ、レモンなどを組み合わせたオリジナル調味料で仕上げる。

 メニューは日替わり2種類で、主菜と副菜3品が600円、主菜と副菜5~6品が800円。宅配は5食以上でエリアは岡山、瀬戸内市の一部。店舗でも30食程度を販売する。

 姉の尚子さんは2012年に脱サラして就農。約50アールの畑で、紅白の断面が鮮やかな根菜ゴルゴやカラーニンジンといったユニークな野菜を中心に減農薬で栽培。消費者への個別発送や百貨店やレストランとの直接取引など独自の販路を開拓してきたが、昨年の西日本豪雨で収穫間近だった作物はほぼ全滅してしまったという。

 「安心して食べられる安全な野菜を食卓に」と奮闘する姉に触発された昌子さんも一念発起。会社を退職し、10月末にめぐみデリカをオープンした。

 1児の母でもある尚子さんは「仕事と育児に追われる多忙な日々の中、総菜を1品買うだけで心が楽になる。安心して食べられる弁当として手に取って」と話し、昌子さんは「サラダなどヘルシーメニューを増やしたい」と意欲を見せていた。

 営業は午前11時~午後4時。定休日は土日曜と祝日。問い合わせはめぐみデリカ(0869―24―7770)。

(2019年11月19日 11時12分 更新)

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