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4年に1度 備後田尻荒神神楽 15演目、勇壮な舞

勇壮な舞が披露された備後田尻荒神神楽
勇壮な舞が披露された備後田尻荒神神楽
 広島県無形民俗文化財で4年に1度行われる「備後田尻荒神神楽」が17日、福山市田尻町の高島小体育館で行われた。保存会や地元の小学生計約30人が披露する勇壮な舞を、地元住民らが熱心に見入った。

 五穀豊穣(ほうじょう)を祈念する同神楽は、350年以上前から始まったとされる。この日は、体育館に木や竹で囲った神楽の舞台「神殿(こうどの)」を設け、菅原道真をモチーフとした「天神の臣」、2枚の盆を手に舞う「盆舞」、京・五条の橋で牛若丸が弁慶を打ち負かす「牛若丸」など15演目を午後1時半から約8時間かけて上演した。

 演者は鬼や天狗(てんぐ)の面を着け、笛や太鼓などのはやしに合わせ扇子や刀、長刀(なぎなた)を手に迫力ある舞を披露。会場から大きな拍手が送られていた。時にはユーモアを交えた演出もあり、客席からは笑い声も起こった。

 観賞した女性(67)=同市=は「子どもも大人も練習を重ねていることが分かり、感動する。いつでも見られるものではないので目に焼き付けます」と話していた。

(2019年11月17日 19時12分 更新)

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