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写真を超えた写実世界 ファン堪能 瀬戸内市立美術館で作品展

精緻に描かれた写実絵画が並ぶ会場
精緻に描かれた写実絵画が並ぶ会場
 日本とスペインの写実絵画を集めた「驚愕(きょうがく)の超写実展 ホキ美術館×MEAM(ヨーロッパ近代美術館)」(山陽新聞社など主催)が瀬戸内市牛窓町牛窓の市立美術館で開かれ、多くの美術ファンが訪れ、写真を超えた写実の世界を堪能している。来年1月19日まで。

 ブームの火付け役で写実絵画専門美術館・ホキ美術館(千葉市)の収蔵品から、第一人者である森本草介さんをはじめ、野田弘志さん、中山忠彦さんらベテランから中堅まで実力派の38点を展示。森本さんの「果物たちの宴」など、精緻な描写に対象物の放つ静けさやすごみがにじむ作品が並んでいる。

 スペインのMEAMからは、男性の頭部だけが横たわる「眠らない肖像」(ゴルチョ)など19点を展観している。ホキ美術館の保木博子館長は「人物や自然をありのままに描いたようでいて、作家の美意識が昇華されている。存在を突き詰めた先にある写実を楽しんで」と話していた。

 午前9時~午後5時。月曜(祝日の場合は翌日)と12月28日~1月4日は休館。千円、65歳以上900円、中学生以下無料。24日午後2時から、野田さんの講演もある。問い合わせは瀬戸内市立美術館(0869―34―3130)。

(2019年11月18日 09時04分 更新)

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