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矢掛「福武家住宅」公開始まる 見学者が歴史感じる造り堪能

見学者でにぎわう福武家住宅
見学者でにぎわう福武家住宅
 矢掛町横谷の県重要文化財「福武家住宅」の一般公開が16日、2日間の日程で始まった。町内外から大勢の人が訪れ、江戸時代の大庄屋の格式が残る建物の雰囲気を楽しんでいる。

 福武家は1836(天保7)年に庭瀬藩板倉家領の大庄屋となった。約4700平方メートルの敷地内にある主屋と長屋門は江戸末期に建てられたとされ、いずれも2004年に県重文に指定された。屋内には犬養毅元首相(号・木堂)の書など、歴代当主の交友関係がうかがえる品も飾られている。

 作業療法士女性(53)=同町=は「建物が持つ歴史を強く感じた」と笑顔を見せた。

 普段は非公開だが、地域住民らのグループが県重文指定を機に毎年11月に公開している。所有者の福武豊郎さん(82)=同町=は「地域の歴史に関心を持つきっかけにしてもらえれば」と話していた。午前9時半~午後4時。入館料は高校生以上200円。

(2019年11月16日 20時49分 更新)

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