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勇壮、軽快に はね踊り初の共演会 福山・神辺の伝承、保存8団体

勇壮で軽快な踊りが披露されたはね踊りの共演会
勇壮で軽快な踊りが披露されたはね踊りの共演会
 福山市神辺町内のはね踊りの団体が一堂に集う初めての共演会が10日、同町川北の神辺文化会館で開かれた。8団体計約360人の踊り手が、それぞれの地域で受け継がれてきた勇壮で軽快な踊りを披露した。

 「徳田はね踊り伝承会」は円になって、かねの音に合わせながら太鼓を打ち鳴らした。「早王はね踊り保存会」は面や衣装で鬼に扮(ふん)した子どもや大人が「梵天(ぼんてん)」と呼ばれる長い棒を操って勇壮に踊った。そのほかの団体も地域伝統の踊りを次々と披露し、大きな拍手を浴びた。

 同保存会で鬼を務めた公務員(27)=神辺町=は「かねの音がよく響き気持ちが高ぶった。多くの人に興味を持ってもらい踊りを伝承していけたら」。家族で来場した会社員(67)=同=は「迫力があって楽しい。こういう会が今後も続けば、はね踊りを通して地域の絆が強くなると思う」と話していた。

 はね踊りは初代福山藩主・水野勝成が奨励したとされ、各地で継承。一部は無形文化財に指定されている。共演会は福山城築城400年記念事業実行委で、神辺エリアの事業を展開する「神辺部会」が主催した。

(2019年11月13日 18時51分 更新)

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