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調査員 訪問せず不適切に価格報告 小売物価統計 県「指数影響なし」

 岡山県は8日、総務省が公表している消費者物価指数の基となる小売物価統計の調査員だった60代女性が、担当する店舗への毎月の訪問調査を怠り、不適切に価格を報告していたと発表した。公表済みの消費者物価指数への影響はないという。

 県によると女性は岡山市内の71店舗を担当。このうち理容店や牛乳販売店など29店舗について、毎月訪問して商品やサービスの価格を聞き取る必要があるのに、2014年ごろから年2、3回しか訪れず、前年と同じ価格を報告したり電話で確認したりしていた。

 県の聞き取りに「対象店舗が多く、定められた3日間の調査期間内に回り切れなかった」などと話しているという。10月31日付で辞任した。

 県職員が10月、対象店舗を訪れた際に不正に気付いた。県統計分析課は「行動記録を作成し、県職員を調査に同行させるなど再発防止を徹底したい」としている。

(2019年11月08日 21時41分 更新)

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