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お・も・て・な・し! 若者・よそ者の備北自慢③新見・青パパイア 美容に効果、調理簡単

青パパイアを調理する参加者。鈴木記者(左)も慣れない手つきで皮をむく
青パパイアを調理する参加者。鈴木記者(左)も慣れない手つきで皮をむく
 新見でパパイア!? 中南米原産の南国フルーツが、冬場は雪が降る新見市内で栽培されているという。<なぜ新見で?><どんな味?>。パパイアと言えば“鈴木”ということで、鈴木省吾記者とともに10月、料理イベントに向かった。

 訪れたのは、古民家を改装したカフェ兼宿泊の「ペンションノア」(哲西町大野部)。6年半前に大阪府から移住した富田直二郎さん(67)、智波さん(59)夫婦のオーガニック料理と、ゆったりとした雰囲気が心地よいスポットだ。2人に迎えられ、ふとテーブルを見ると、20センチ以上はある楕円(だえん)形の緑色の物体があった。

 <太いヘチマ…?>かと思いきや「これが青パパイアです」と智波さん。オレンジ色に熟す前に収穫したもので、消化酵素が多くダイエットや美容効果が期待できるとの説明におのずと期待が高まる。運動不足で近ごろ体形を気にする鈴木記者も興味津々だ。

 新見産パパイアを期間限定で提供する野菜ソムリエの智波さんを講師に皮をむいて千切りにし、サラダや炒め物で試食。シャキシャキした歯応えがやみつきで、加熱するともっちりした食感が楽しめる。味はウリのようで淡泊な印象。ターメリックなどのスパイスやナンプラーとよく合い、調理は案外簡単だ。

 哲多町蚊家の畑では、1本の低木に10ほどの実を付けたパパイアの収穫も体験。市内では耕作放棄地対策やまちおこしを狙い、5年ほど前から寒冷地でも育つ品種を栽培している。帰り道、早速パパイア効果で肌にハリが出たか鈴木記者に尋ねてみると、味同様に淡泊な反応。新見産パパイアを継続して食べ、効果を自慢しようと誓った。

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 山陽新聞高梁支局・鈴木省吾、新見支局・高松方子の両記者は同期入社、20代の若手コンビ。そろって備北地域の各地を巡り、ときに県外出身のよそ者目線も交えながら、互いの「お薦め」を紹介します。

 メモ 青パパイアはタンパク質を分解する酵素・パパインを多く含んでいるとされ、市内では現在、5戸の農家が約300本の木を栽培している。ペンションノア(0867ー88ー8287)はJR野馳駅から車で約10分。カフェや宿泊のほか、料理教室も開催している(要予約)。水曜定休。 

(2019年11月07日 17時31分 更新)

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