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川辺小 3学期から校舎で授業 真備地区「復興への大きな一歩」

復旧工事を終え、来年1月から授業を再開する川辺小の校舎
復旧工事を終え、来年1月から授業を再開する川辺小の校舎
 昨年の西日本豪雨で甚大な浸水被害に遭った倉敷市真備町地区の川辺小(真備町川辺)が来年1月から、元の校舎で授業を再開することが5日、分かった。3月の卒業式までに戻る予定だったが、工事が順調に進んだため。学校関係者らは「復興への大きな一歩になる」と喜んでいる。

 市教委などによると、豪雨で校舎1階が浸水した同小は10月末に内装工事が完了。机などの備品を搬入して準備を整え、来年1月8日の3学期始業式から全児童288人が通学する。現在は薗小(真備町市場)のグラウンドに建てたプレハブ校舎で授業をしている。

 川辺小では9月時点で全児童の約7割が地元で生活している。小田祐三PTA会長は「地区のシンボルである小学校の復旧で、被災者が地元に戻る流れが加速してほしい」と述べ、本多卓郎校長は「新しい川辺小をつくっていきたい」と話す。

 真備町地区では豪雨で4小中が浸水した。このうち真備東中(真備町辻田)は既に工事が完了。川辺小と同じく校外の仮校舎を利用している箭田小(同町箭田)と真備中(同)は工事が12月中旬まで続く予定で、市教委は「卒業式までには復旧したい」としている。

(2019年11月05日 23時37分 更新)

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