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「ひふみん」が清心大で講演 将棋人生や対局の思い出語る

現役時代のエピソードなどについて話す加藤さん
現役時代のエピソードなどについて話す加藤さん
 「ひふみん」の愛称で知られ、現役引退後も人気を集める将棋棋士加藤一二三さん(79)が4日、岡山市北区伊福町のノートルダム清心女子大で講演し、自らの将棋人生や対局相手との思い出などについて話した。

 加藤さんは1968年度の第7期十段戦(現在の竜王戦)で故大山康晴15世名人=倉敷市出身=を破り、初タイトルを獲得したことを紹介。「大山先生とは公式戦で125局戦ったが、大名人。その先生が本の中で私のことを『将棋の大天才』と書いてくれた」と誇らしげに振り返った。

 最年少記録で自身と比べられることの多い高校生プロの藤井聡太七段については「彼との対局中に私がチーズを食べているのを『かわいらしいと思った』と(テレビ番組で)話していた。実力者を前にしても恐れおののいていない」と強心臓を評価。羽生善治九段と自身との比較では「本音で言うと私の方がちょっと強いと思う」と述べ、会場を笑いで沸かせた。

 ノートルダム清心女子大生涯学習センターの特別講演として実施。市民ら約430人が聴いた。

(2019年11月04日 19時51分 更新)

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