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「黒文字」ジェラート全国3位 真庭「醍醐桜」 クロモジ使い開発

3位入賞した「醍醐桜」の山本さん。左はトロフィー
3位入賞した「醍醐桜」の山本さん。左はトロフィー
「森のスパイス香る黒文字ラテ」
「森のスパイス香る黒文字ラテ」
 横浜市で開かれたジェラートの全国コンテストで、真庭市西河内のジェラート製造販売会社・醍醐桜の「森のスパイス香る黒文字ラテ」が3位に輝いた。地元産のジャージー乳と落葉樹のクロモジを使った爽やかな一品。来場者の人気投票が入賞を左右する審査で、幅広い支持を集めた。

 「森のスパイス―」の開発者は同社製造責任者の山本英伸さん(35)=同所。焙煎(ばいせん)・粉砕した新庄村産のクロモジの枝葉を煮出し、自社牧場で搾った牛乳に混ぜることで、ミルクティーのようなすっきりした香りと味わいを実現した。

 ジェラートの上部には、幹をチョコレートで描き、抹茶パウダーをまぶしたアーモンドを葉っぱ、煮詰めたオレンジを黄色い花に見立て、クロモジの木を表現した。

 パティシエら25人が出場した予選会で11人のファイナリストに選出。9月に行われた決勝は別大会の優勝者1人を加えた12人が審査員の前で実演し、独創性や見た目の評価と、約2万人の投票結果で順位を決めた。

 優勝を目標に掲げつつ、初出場や独学からくる不安もあったという山本さん。3位入賞に「震えるほどうれしかった。応援してくれた皆さんのおかげ」と感謝する。

 今回の優勝者は、2年後にイタリアである世界大会への出場権を得た。山本さんは「真庭の素材と技術が国内で通用することが分かった。世界大会にもぜひ出たい」と次を見据えている。

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 「森のスパイス―」は「黒文字」の商品名でカップの場合120ミリリットルで325円(税抜き)。問い合わせは醍醐桜(0867―52―0181)。

(2019年10月28日 21時30分 更新)

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