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「温泉と芸術」一緒に楽しんで 美作三湯の施設・旅館で作品展

湯原温泉の足湯にお目見えしたオオサンショウウオの像
湯原温泉の足湯にお目見えしたオオサンショウウオの像
「温泉と芸術」一緒に楽しんで 美作三湯の施設・旅館で作品展
 岡山県北を代表する温泉地・美作三湯(湯郷、奥津、湯原)の旅館や施設に芸術作品を飾る「美作三湯芸術温度」(県主催)が開かれている。絵画や彫刻、工芸作品などが湯煙漂う景観に溶け込んでいる。来年1月13日まで。

 県内在住、県出身者を中心に24人の作家が手掛けた作品を25会場に展示している。

 湯郷温泉(美作市)の旅館には、日本画家・森山知己さん=吉備中央町=が、館内の落ち着いた雰囲気になじんだ赤いコイのびょうぶ絵を展示している。

 奥津温泉(鏡野町)の日帰り入浴施設にある彫刻家・大間光記さん=矢掛町=の石の彫刻は、名物「足踏み洗濯」から着想を得たといい、凹凸が特徴で実際に踏んで楽しめる。

 湯原温泉(真庭市)の無料の足湯には、かわいいオオサンショウウオのコンクリート像(高さ約70センチ)がお目見えした。

 キュレーター(企画責任者)を務める奈義町現代美術館の岸本和明館長(56)は「温泉を巡って多彩な作品に触れるのはもちろん、入浴したり宿泊したりして同じ作品をじっくり見ることで、新たな発見もある。いろんな鑑賞を楽しんでほしい」と話している。

 岡山、香川の島々と港を舞台にした瀬戸内国際芸術祭の観光客を県北にも呼び込もうと、2016年から芸術祭と同じ3年ごとに開いている。

 展示作品の図録がもらえるスタンプラリーを開催。日帰り入浴やスイーツをお得に楽しめるパスポートを各温泉地の観光案内所などで販売している。問い合わせは県文化振興課(086―226―7903)。

(2019年10月27日 14時10分 更新)

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