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延養亭から眺める名園 絶景かな 後楽園で特別公開始まる

延養亭からの眺めを楽しむ観光客ら
延養亭からの眺めを楽しむ観光客ら
 岡山市の後楽園で21日、岡山藩主の居間として使われていた「延養亭」の秋の特別公開が始まった。入園者は、普段は入ることができない建物から眺める“園内随一”の絶景を楽しんでいる。27日まで。

 障子が開いた主室に座った入園者は、ボランティアガイドの解説を聞きながら、色付き始めたカエデなど秋深まる名園の景色を堪能。大阪市天王寺区から訪れた自営業男性(50)は「心が安らぐ1枚の絵を見ているようだった」と話していた。

 倉敷市ゆかりの日本画家・池田遙邨(ようそん)が描いた、竜の天井画がある茶室「臨漪軒(りんいけん)」も公開されている。

 後楽園によると、延養亭(木造平屋約255平方メートル)は17世紀後半の建築。1945年の岡山空襲で焼失したが60年に再建された。

 特別公開は1日当たり主に6回で、1回30分程度。予約優先で各回定員15人。参加料200円(入園料別)。問い合わせは同園(086―272―1148)。

(臨漪軒の「い」はサンズイにケモノヘン、右に「奇」)

(2019年10月21日 12時10分 更新)

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