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金色みこし8基、勇壮な練り 吉備中央・総社宮で「加茂大祭」

金色のみこしを頭上高く差し上げる氏子ら
金色のみこしを頭上高く差し上げる氏子ら
 千年近い伝統を誇る「加茂大祭」(岡山県重要無形民俗文化財)が20日、同県吉備中央町加茂市場の総社宮で開かれた。近隣神社のみこし8基が勢ぞろいし、迫力の祭りを繰り広げた。

 未明に町内8カ所の神社を出発したみこしは、午前7時ごろから順番に総社宮境内に集結。笛や太鼓が鳴り響く中、氏子の若者らが獅子舞や棒を打ち合う棒使いといった「お遊び行事」を奉納した。

 午後1時前、各神社のみこしは激しく境内を練り、横一列に。担ぎ手の氏子らが「うぉー」という掛け声とともに金色に輝くみこしを頭上高く差し上げると、詰め掛けた観客から歓声が湧き起こった。

 初めて見に来たという岡山市南区の公務員女性(24)は「すごい迫力で、観客も一体となって盛り上がった。伝統の祭りを守り続けてほしい」と話した。

 大祭は岡山県三大祭りの一つ。平安後期の天喜年間(1053~58年)、疫病退散を祈願したのが起源とされる。

(2019年10月20日 19時03分 更新)

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