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岡山でG20保健相会合開幕 高齢化や感染症対策協議

岡山市の国特別名勝・後楽園で記念撮影に納まるG20保健相会合の各国閣僚ら
岡山市の国特別名勝・後楽園で記念撮影に納まるG20保健相会合の各国閣僚ら
岡山市で開幕したG20保健相会合。議長を務める加藤勝信厚生労働相があいさつした
岡山市で開幕したG20保健相会合。議長を務める加藤勝信厚生労働相があいさつした
 日米欧と新興国による20カ国・地域(G20)保健相会合が19日、岡山市内のホテルで開幕した。20日までの2日間、各国の知恵を結集して高齢化への対応や感染症対策など世界共通の課題について議論。持続可能な社会の実現に向けた方策を探る。

 G20加盟国や招待国の担当閣僚、国際機関幹部など34人が出席した。冒頭、議長を務める加藤勝信厚生労働相は「私たちは保健大臣として重要課題に立ち向かい、取り組みを前進させなければならない。この2日間、活発に議論を交わしたい」とあいさつした。

 討議では、全ての人が負担可能な費用で保健医療サービスを受けられる「ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ」▽世界で急速に進む高齢化への対応▽エボラ出血熱といった感染症など健康危機への対策―の3テーマを中心に議論を進めた。

 高齢化を巡っては、認知症の予防も多くの国で課題となっている。世界保健機関(WHO)は、認知症の人は世界で約5千万人おり、毎年1千万人が新たに認知症になっていると推定。世界に先駆けて急速な高齢化が進む日本は、2015年に認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)を策定し、認知症の人が暮らしやすい社会を目指す取り組みを進めており、議論をリードすることが期待されている。

 保健相会合は6月に大阪市で開かれたG20首脳会議(大阪サミット)に伴う閣僚会合の一つ。最終日の20日、討議を踏まえた共同宣言を採択する。

(2019年10月19日 22時07分 更新)

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