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JFE西の河野「強気を意識」 ドラフト日本ハム1位指名

日本ハムに1位指名され、山下敬之監督(左)と握手するJFE西日本の河野竜生=福山市
日本ハムに1位指名され、山下敬之監督(左)と握手するJFE西日本の河野竜生=福山市
 プロ野球の新人選手選択会議(ドラフト会議)は17日、東京都内のホテルで行われ、球速163キロをマークして注目される岩手・大船渡高の佐々木朗希投手は日本ハム、ロッテ、楽天、西武の4球団が1位指名で競合し、抽選でロッテが交渉権を獲得した。

 岡山・創志学園高の西純矢投手は奥川投手を外した阪神に1位指名された。西投手以外の郷土勢では河野竜生投手(JFE西日本)は外れ1位で日本ハムとオリックスが競合し、抽選で日本ハムが交渉権を手にした。

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 社会人ナンバーワンサウスポーは北の大地へ羽ばたく。外れ1位で2球団が競合し、日本ハムが交渉権を獲得したJFE西日本の河野は「1位でとは思っていなかった。北海道は行ったことがないので楽しみ」と目をらんらんと輝かせた。

 徳島・鳴門高から入社し、指名解禁となる3年目。1年目から主戦格で投げ、補強を含め3年連続で都市対抗の舞台に立った。直球は最速150キロ超を誇り、昨秋の日本選手権は2完封、3試合計27回をわずか1失点。敢闘賞に輝く快投でチームを準優勝に導いた。

 JFE西の出身選手では初の1位指名。本人も望外の高評価だが、その要因は「精神面の成長」と自己分析する。「強気の投球を常に意識してきた。そこを見てもらえたと思う」。会見に同席した山下敬之監督も「入ってきた時からプロに行くと思っていたが、(1位指名という)最高の結果は本人の努力。任された試合を投げ抜くタフさが身に付いた」と認める。

 「新人王を狙う」とプロでもルーキーイヤーから勝負だ。「その前に」と一呼吸置き、「一社会人としての自分があるのは、チームや会社のおかげ。日本一になって恩返ししたい」。25日に開幕する日本選手権で、昨年の忘れ物を取りに行く。

(2019年10月17日 22時50分 更新)

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