山陽新聞デジタル|さんデジ

「eスポーツ」で社会とつながり 勝央町で若者が大会、住民も参加

eスポーツ大会を企画し、地域の人と交流する若者(前列の3人)
eスポーツ大会を企画し、地域の人と交流する若者(前列の3人)
 引きこもりや不登校経験者への勝央町教委のサポート事業を利用している同町の若者3人が、対戦型コンピューターゲームの腕前を競う「eスポーツ」の大会を企画し、17日に町内で開いた。3人は支援事業を通じて出会い「得意分野を生かして社会と関わるきっかけにしよう」と意気投合、イベントを実現させた。

 3人はいずれも20代の男性。普段は町教委主催の町民有志との食事会に加わるなどして社会とつながろうとしている。

 顔を合わせる機会が増えるうちに、共通の趣味である人気対戦ゲーム「大乱闘スマッシュブラザーズ」の大会を開くことを計画。開催場所を決め、PR用のチラシを作った。

 大会には、3人を支援したいという住民ら5人が参加。3人は受け付け、司会、ルール説明などと役割分担して大会を進め、初心者には操作方法を丁寧に説明した。

 司会を務めた男性(29)は「初対面の人とも自然と話すことができ、少し自信になった。大会の改善点も分かったので、次はもっとしっかり運営したい」と2回目の開催に意欲を見せた。

 町教委は町内に20人余りの引きこもりの人がいると推計しており、今回のように、一人一人の特技や趣味を通じて社会復帰を促す取り組みを進める方針。

(2019年10月17日 21時01分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ