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大規模林野火災に備えろ 新見市消防と県航空隊が合同訓練

消火バケット(右奥)を使った訓練に取り組む消防署員ら
消火バケット(右奥)を使った訓練に取り組む消防署員ら
 新見市消防署と岡山県消防防災航空隊は10日、大規模林野火災に備えた合同訓練を菅生の千屋ダムヘリポートで行い、県消防防災ヘリコプター「きび」を活用して迅速な消火手順を確認した。

 近くにダムなどがなく水の確保が難しい地域で林野火災が起きた―との想定で、計約20人が参加した。消防署員は上空からの消火活動に使うバケツ「消火バケット」(直径約1メートル、高さ約1・5メートル)の仕組みを航空隊員から学んだ後、作業に挑戦。化学消防車から素早くホースを延ばしてバケットに水を注ぎ、地上約5メートルでホバリングするヘリにフックでつるして放水した。

 訓練後、航空隊員が「ヘリの風で飛ぶ危険性があるので、ホースは固定して」などと助言した。市消防署の橋本真実消防副士長(31)は「プロペラ音で声が聞こえず、全員で息を合わせて活動するのが大切だと感じた。経験を今後に生かしたい」と話していた。

 市内では今年4月に上市で発生した林野火災できびを要請し、消火活動に当たった。

(2019年10月17日 16時33分 更新)

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