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美作で「木地師まつり」 木製品の展示販売や制作体験

木製品の品定めを楽しむ来場者
木製品の品定めを楽しむ来場者
初披露された木地師の小椋さんと研究会の橋谷田さんのコラボ作(手前2列の5点)
初披露された木地師の小椋さんと研究会の橋谷田さんのコラボ作(手前2列の5点)
 美作市右手で400年以上受け継がれている木地師(きじし)の技法を駆使した木製品の展示販売や制作体験をする「木地師まつり」が13日、地区内にある「木地師の館」で開かれた。

 ヒノキやケヤキで作った皿、盆、菓子器、鍋敷きなど約150点が並び、来場者が手に取って木の感触を確かめながら買い求めていた。電動のろくろを使った木工体験では木地師の指導を受けて真剣な表情で制作した。

 皿作りに挑戦した女性(34)=美咲町=は「手仕事だった昔は大変だったことだろう。削っていくと目に見えて形になっていき、気持ちよかった。また挑戦したい」と話した。

 木地師たちは今年から、製品の付加価値を高めるため、漆生産再興を目指す鳥取市佐治地域の研究会との共同制作に乗りだしている。この日、木地師の小椋勉さん(74)の木製品を使って研究会の橋谷田(はしやだ)岩男さん(64)が漆を塗り込んだ菓子器、パン皿、弁当箱など5点が初めて披露された。

 まつりは館の運営委員会と勝田観光振興会が協力し、昨年に続いて開いた。

(2019年10月17日 16時44分 更新)

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