山陽新聞デジタル|さんデジ

倉敷・児島に“デニムの宿” CF活用、カフェも設ける

デニムをコンセプトにした宿泊施設の客室
デニムをコンセプトにした宿泊施設の客室
エブリデニムの商品を取り扱うショールーム
エブリデニムの商品を取り扱うショールーム
倉敷・児島に“デニムの宿” CF活用、カフェも設ける
 倉敷市児島地区でデニム製品の関連事業を営む兄弟が、瀬戸内海沿いの旧保養所(同市児島唐琴町)を宿泊施設に改装してオープンした。デニム生地を随所に使った客室やジーンズのショールームなどを備え、地場産業の魅力をアピール。インターネットで寄付を募る山陽新聞社などの「クラウドファンディング」(CF)を活用し、開業資金を集めた。

 国道430号沿いで、玉野市境にある木造平屋を賃借して改装。和室4室で、個室とドミトリー(相部屋)が2室ずつあり、各4人まで宿泊できる。室内は藍色を基調とし、ふすまや畳縁(たたみべり)にデニム生地を使うなど、ジーンズ産地の「児島色」を強調している。宿泊料金(1人)は個室6千円、ドミトリー4千円。

 施設内にはショールームを備え、ジーンズやデニムシャツといった商品を置いている。宿泊客以外も利用できるカフェも設け、チキンカレーやコーヒー、アルコール類などを提供。施設名は「デニムホステル フロート」で、瀬戸内海に浮かぶ島々や、遊んで「浮かれ気分」になってほしい―といった思いを込めた。

 開設したのは、ジーンズを47都道府県で移動販売するなどの活動を行う「エブリデニム」(同所)。共同代表を務める山脇耀平さん(26)と、弟の島田舜介さん(24)が、地域おこし協力隊の池上慶行さん(26)と協力して準備を進めてきた。

 事業は、山陽新聞社や中国銀行などが連携したCFサービス「晴れ!フレ!岡山」の第1号プロジェクト。8月上旬から9月中旬に支援金を募り、目標額1千万円に対して、約600人から約1100万円を集めた。

 エブリデニムは「CFを活用することで、資金と同時にファンを集めることができた。美しい景色とともに、デニムの良さを伝えられるような場所にしたい」としている。

(2019年10月16日 21時13分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ