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名園は早くも冬支度 後楽園で松のこも巻き

後楽園の松にこもを巻く造園業者
後楽園の松にこもを巻く造園業者
 岡山市の後楽園で16日、松を害虫から守る「こも巻き」が行われ、名園の松林は早くも冬支度を整えた。

 越冬のために害虫が枝葉から地中に下りる習性を利用し、わらで編んだこもに虫を誘導する伝統的な駆除法。造園業者11人がアカマツ、クロマツなど約240本の幹にこも(幅28~55センチ、長さ92~185センチ)を巻き付け、丁寧に縄で縛った。

 名園の「秋の風物詩」とあって、観光客や写真愛好家らが作業を見守りながらシャッターを盛んに切っていた。群馬県太田市から観光に訪れていた会社員男性(57)は「冬の近づきを実感する。季節の移ろいを感じる光景に立ち会えてよかった」と話した。

 こもは、害虫が再び動き出すとされる二十四節気の一つ「啓蟄(けいちつ)」(来年3月5日)を前に外される。

(2019年10月16日 12時02分 更新)

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