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奈義の大イチョウの枝折れる 台風19号の「広戸風」影響か

折れて落下した大イチョウの枝
折れて落下した大イチョウの枝
 岡山県奈義町高円の菩提(ぼだい)寺にある国天然記念物・大イチョウの枝が複数折れていることが15日までに分かった。台風19号により12日に発生した局地的な突風「広戸風」の影響を受けたとみられる。

 大イチョウは高さ40メートル、幹回り13メートルで、樹齢は推定約900年。町によると、南側を中心に最大で直径約50センチの枝が十数本折れて落下している。町は近く文化庁に届け出て枝を撤去するとともに、治療を含めた今後の対応を樹木医らと協議する。

 岡山地方気象台によると、奈義町では12日、最大瞬間風速33・5メートルを観測している。

 大イチョウは、浄土宗の開祖・法然が同寺で修行した際に学問成就を願って挿したイチョウの枝のつえが芽吹いたとされる。町観光協会が紅葉時季の11月中旬、夜間にライトアップしているが、今年実施するかは未定。2017年にも台風による突風で枝が落ちている。

(2019年10月15日 22時33分 更新)

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